特急みどりも一部運休へ JR九州 来月31日まで

 JR九州は15日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用者の減少やイベントの相次ぐ中止・延期を受け、15日~5月31日に運休する列車を発表した。長崎県関係では、新たに特急みどり(博多-佐世保)の定期列車228本が対象になる。
 特急みどりの定期列車は、24日から5月31日まで1日当たり3往復を取りやめる。特急かもめ(博多-佐賀・長崎)は、既に発表した分も合わせて15日~5月31日に臨時・定期計394本を運休。同期間に予定していた運転本数の15%に当たるという。特急ハウステンボス(博多-ハウステンボス)は5月31日まで全便運休する。
 また、豪華な車内でスイーツを提供する観光列車「或る列車」については、5月15日に始める予定だった佐賀-長崎-佐世保コースの運行を同31日まで取り止める。

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