真っ青のGT-Rが公道で爆走!? ワイルド・スピードMAXに登場したクルマ

日産 BNR34 GT-R

最新作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」公開まで待ちきれない!

実際には新型コロナウイルスの影響で、2021年4月2日と約1年後に公開が延期。残念…。

だったら、それまで過去作品でも見て気分を更に高めようじゃありませんか!

ということで、ここではそんなワイルド・スピードシリーズに登場したクルマの中から筆者の独断と偏見による“印象に残った車種”をシリーズごとに紹介していきます!

今回は、2009年公開の「ワイルド・スピード MAX」に登場する車種の中からピックアップ。

映画「ワイルド・スピード」シリーズとは

ワイルド・スピードシリーズは、2001年に公開されたシリーズ1作目から現在も続く、人気カー・アクション映画。これまでスピンオフ1本含む、計9本の作品が公開され、2021年4月には待望の最新作の公開が控えています。

なかでもワイルド・スピードMAXは、第3作品目であるTOKYODRIFTの次に出た作品。ストーリーの時系列としてはワイルド・スピードX2の続編となっています。

日産 スカイラインGT-R BNR34

日産 BNR34 GT-R
日産 BNR34 GT-R

ワイルド・スピードMAXといったら、言わずもがなR34ではないでしょうか。

主人公のブライアン(故ポール・ウォーカー氏)が敵組織に潜入捜査するために、運び屋選びとして行われる試験レースに参加するため、FBIから支給してもらった車両のうちの1つがこのR34。

ちなみにこのときブライアンは、支給してもらう車種を3台選定したのですが、すべてGT-R(R34×2台、R35)を選んでいます(笑)。

劇中では、運び屋選びの試験会場である街中でのストリートレースに登場。とくに印象的なのは、試験レースのなかで、ブライアンがドニミクが通るコースに別ルートから先回り、あえてドミニクが同じラインを通過すると同時に、レースを意識して走り出す場面ではないでしょうか。

本来のミッションよりも、とにかくドミニクに勝ちたいというブライアンの負けず嫌いなところが見て取れるシーンです(笑)。

またポール・ウォーカー氏は、実際に愛車としてもR34を所有していたようで、本当にスポーツカー好きというのが伝わってきますよね。

アキュラ NSX

アキュラ NSX
アキュラ NSX

続いてはアキュラ NSX。

登場シーンは少ないですが、女性であるミアが乗っているというギャップもあり、記憶に残っています。

物語の最後、捕まったドミニクを護送車から救出するシーンで、ミアが黒のNSXを運転して登場しますが、やはり女性がスポーツカーを颯爽と駆るシーンはカッコいいですよね。

ビュイック GNX

ビュイック GNX
ビュイック GNX

今作の序盤、タンクローリー(ガソリン)強奪作戦でドミニク(ヴィン・ディーゼル氏)が搭乗していたのがこのビュイック GNX。

なかでも印象に残っているのは、タンクローリーとの攻防戦の最後ではないでしょうか。

外れたタンクが燃えながらドミニクの方に転がる中、GNXに乗っているドミニクはまるでドラッグレースかのように転がるタンクに突っ込み、わずかに宙に浮いた間をGNXですり抜けるシーンはかなりシビれました…。

ランボルギーニ LM002

ランボルギーニ LM002
ランボルギーニ LM002

続いてはランボルギーニのなかでもレアなピックアップであるLM 002。こちらは敵組織のボスであるブラガが搭乗しています。

こちらもNSX同様、登場シーンは短いですが、希少な車両なだけに印象に残っています。

ハマー H1

ハマー H1
ハマー H1

そして最後に紹介するのがこちら、ハマー H1。

劇中では、ドミニクとブライアンが敵組織と麻薬取引を行った際、麻薬を積んだまま奪って逃走車両として使用しています。

びっくりするくらい登場シーンは短いものの、あのドミニクとブライアンのコンビがハマーに乗っているシーンはほかにみないため印象に残りました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。シリーズ4作目のMAXは、他のワイルド・スピードシリーズに比べて、日本車と外車が活躍するバランスがすごく良かった作品だと思います。

個人的にもっとも熱かったのは、やはり運び屋選びの試験レースです。ワイスピシリーズの中でもMAXでのドミニクとブライアンのレースが一番迫力があると思うので、まだ観ていない方や、最新作を観ようと思っている方には是非観ていただきたい作品となっております。

コロナウイルスの影響で最新作は延期となってしまいましたが、この空いた期間を利用してシリーズを振り返ってみてはいかがでしょうか。

[筆者:MOTA編集部]

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