県内離島空路も減便 ORC、新型コロナ影響

 オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)は17日、新型コロナウイルス感染拡大による需要減少のため、20日から28日まで県内離島4路線の一部、計94便の運航を取りやめると発表した。新型コロナを理由にした同社の離島空路の減便は初めて。
 長崎-壱岐線(1日2往復4便)は半減し、計18便少なくなる。長崎-五島福江線(同3往復6便)は同1往復2便に縮小、減便数は計36便と最も多い。長崎-対馬線(月-木・土曜=同3往復6便、金・日曜=同4往復8便)は曜日を問わず同2往復4便とし、計22便を削減する。福岡-五島福江線(同2往復4便)は半減し、計18便が減便となる。
 ORCによると、4月1~16日の搭乗率は、長崎-対馬線が前年同期と比べ約5割、ほか3路線は3割前後にとどまっている。
 ORCは現在7路線を運航。既に福岡-宮崎線(5往復10便)は28日まで同4往復8便にしている。

© 株式会社長崎新聞社