【新型コロナ】「ウォークスルー方式」でPCR外来を開設へ 大和市役所敷地内 

大和市役所

 大和市は24日、感染判別検査を専門に実施する「PCR外来」(集合検査場)を市役所敷地内に開設する、と発表した。横須賀市と同様、「ウォークスルー方式」を採用し、大和市医師会が28日から運営する。また県の休業要請に応じた市内事業者に支給される新型コロナウイルス感染拡大防止協力金に最大50万円を上乗せ交付する。

 市によると、集合検査場は飛沫(ひまつ)感染防止のための防護板に覆われた検査ブース1台を、公用車の車庫棟に設置。日曜、祝日を除く午後5時から7時まで、かかりつけ医が必要と判断した市民を対象に、予約を受け付けて実施する。市医師会所属の開業医らがブースから検体を採取。結果は2日程度で判明するという。

 上乗せ交付は5月7日から6月30日まで、申請を受け付ける。市は関連費4億9千万円を計上した2020年度一般会計補正予算を専決処分した。

© 株式会社神奈川新聞社