レーシングポイントF1代表、アストンマーティン参入後は『3年計画』でチームの育成を目指す

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 レーシングポイントのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、アストンマーティンの名の下でF1で勝利を挙げるという野望について、おそらく3年計画になるだろうと語った。

 イギリスの伝統ある自動車メーカーであるアストンマーティンが最後にF1のレースを戦ったのは、1960年のことだ。レーシングポイントの共同オーナーであるローレンス・ストロールが率いる投資家集団が、アストンマーティン・ラゴンダに多額の投資を行ったことにより、レーシングポイントのチーム名は2021年よりアストンマーティンとなる。

 ストロールはアストンマーティンの収益を回復させることを目指している。アストンマーティンとレーシングポイントとのパートナーシップは、同社の将来的な成功のための重要な技術的、商業的な要素になるだろう。

 そしてこのチームをトップ3に昇格させる計画は、段階的なプロセスに従うという。サフナウアーはF1の公式サイトで、「おそらく3年計画になる」と話した。

「ファクトリーでも少なくとも数年かかるだろうし、適切な人材を雇うのもそうだ。その移行期間の間は、100%の力を発揮することはできないだろう。その時は協力しなければならない」

「だから3年計画なのだ。だが、我々は毎年良くなっていかなければならないし、決して後退すべきではない」

「我々の目標はその時にトップ3に割って入ること、そしてそのレベルで競争力を持ち、レースで優勝するチャンスを得て、表彰台の常連となることだ」

 またサフナウアーは、競争力のヒエラルキーにおける将来的なアストンマーティンのポジションを気にしておらず、勝てるチームを育てることに集中しているという。

「たとえ我々がトップ3に入れなかったとしても、トップ3はトップ4になる。あるいはトップ5になり、どこかのチームが加わるだろう。我々はみんな現在のトップ3チームのようなレベルで戦うようになり、それが我々にとっての成功となるだろう」

2019年F1第20戦ブラジルGP 記者会見に出席するオットマー・サフナウアー代表(左から2番目)