患者受け入れ態勢議論 長崎医療圏WGが初会合

 新型コロナウイルス感染症に対する長崎医療圏(長崎・西海両市、西彼時津・長与両町)の医療提供体制を検討するワーキンググループ(WG)は1日、長崎市内で初会合を開き、患者の受け入れ態勢などを議論した。
 WGは県新型インフルエンザ等対策会議の医療部会の組織。県内八つの2次医療圏ごとに4月28日以降、順次開催している。
 長崎市医師会や長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、各自治体などで構成し、県と長崎市が事務局。同市内に停泊中のクルーズ船で発生した集団感染とは分けて議論する。
 会合には19人が参加。テレビ会議を活用し、非公開で実施した。入院する医療機関や療養する宿泊施設など、患者の症状に応じた受け入れ先などについて話し合った。

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