長崎県内の中総体どうなる? 各地の現状まとめ

 新型コロナウイルス感染防止のため、今夏の全国中学体育大会(全中)、九州中学体育大会が中止になった。例年ならば5、6月に行われる各郡市町中学総合体育大会(中総体)、7月下旬開催の県中総体はどうなるのか。各地の現状についてまとめた。
 例年、16郡市町(対馬市、壱岐市、新上五島町、五島市、平戸市、松浦市、佐世保市、東彼杵郡、大村市、諫早市、雲仙市、南島原市、島原市、西海市、西彼杵郡、長崎市)で、それぞれ県中総体の予選となる地区中総体を開いている。今年は5月16日の壱岐市を皮切りに各地で始まる予定だったが、県の「緊急事態宣言期間中(5月31日まで)は大会への参加をしない」という方針もあり、6月以降で調整する傾向にある。
 県中総体の開催可否については、県中体連が今月中旬をめどに方向性を決める予定。ほとんどの郡市町が県中体連の判断を待って、開催時期などを検討する姿勢を示している。今後の状況によって変更もありえるが、壱岐市は6月6、27日、新上五島町は6月14、28日、五島市は6月14、15日に実施する方向で準備を進めている。

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