公立小中学校再開 長崎県内11市町が11日から 7市町は延長や段階的再開

 長崎県内21市町のうち、11市町が公立小中学校を11日から通常通り再開させることが7日、長崎新聞社の調べで分かった。休校を1週間延長したのは3市町、段階的な再開を取り入れたのは4市町あり、対応が分かれた。東彼東彼杵町は8日に協議する。
 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が5月末まで延長されたことを受け、県は5日、県立校について本土の高校、中学は11日から22日まで分散登校とするなど段階的に再開し、25日から通常に戻す方針を示した。
 小中学ともに11日から再開するのは長崎市、島原市、平戸市、松浦市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、西彼時津町、北松小値賀町、新上五島町。
 休校を延長して18日から再開するのは佐世保市、東彼波佐見町、北松佐々町。
 段階的に再開させる4市町のうち、大村市は11~15日に分散登校。長与町は13日まで午前中授業。ともに18日から通常再開の予定。諫早市は中学を11日に再開させ、小学は11~13日まで午前中授業、14日から通常へ。東彼川棚町は11~22日まで午前中授業を続け、25日から通常授業に戻す。


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