昨年9月に現役引退を表明したエトー氏は、インテル移籍を決断したきっかけはジョゼ・モウリーニョ監督からのメッセージだったと語った。
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エトーは2009年にバルセロナからモウリーニョ監督率いるインテルに移籍。在籍1年目で、セリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達しした。バルサで成功しながらインテルに電撃移籍したエトーは、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でモウリーニョ監督の説得でイタリア行きを決めたと回顧している。
「モウリーニョはシンプルな方法で私を説得した。彼はインテルの9番のシャツを撮った写真を送ってきて、“君のものだ。待っているよ”とメッセージをくれた。マテラッツィからも“お前がインテルに来てくれれば、俺たちは何にでも勝てる”とメールが来たよ。それまでのキャリアでそんな事は一度もなかったし、私の決断に大きな重みを与えてくれた」。
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「バイエルンとのCL決勝で彼は多くを語らなかったけど、“決勝戦はプレーするものでなく勝つものだ。私たちはピッチの上で死に、ミラノにトロフィーを持ち帰るかここで死ぬかだ。だからカップを持って帰ろう”とスピーチしていたよ。そして私たちはCL優勝を成し遂げた」。