親和、十八銀 合併契約締結

 親和銀行(佐世保市)と十八銀行(長崎市)は19日、合併契約を締結した。今後、金融庁の認可を経て、10月1日に新銀行「十八親和銀行」へ移行する。
 19日の親会社ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)の取締役会で決議した。
 FFGによると、親和銀を存続会社とし、十八銀を消滅させる吸収合併方式。親和銀は10月1日に十八親和銀行に商号変更する。新銀行の資本金は親和銀の368億円から増加しない。
 新銀行は、長崎市銅座町の十八銀本店を本店所在地とする予定。頭取を森拓二郎氏(十八銀頭取)、会長を吉澤俊介氏(親和銀頭取)が務める。総資産は2020年3月末の両行単純合算で5兆8453億円。

 


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