ウフル、IoTオーケストレーションサービス「enebular」を用いて3密をセンサーで検知し可視化するシステムを提供開始

株式会社ウフルは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの感染症対策として、注意喚起を促すソリューションの提供を開始した。併せて、株式会社南紀白浜エアポートが運営する南紀白浜空港の2F出発ロビー搭乗待合室にて試験運用を開始した。同ソリューションは、環境センサーや人感センサーで測定した数値をウフルのIoTオーケストレーションサービス「enebular」を用いて可視化し、その分析結果をSNSや店頭サイネージなどと連携して、屋内観光施設や商業施設、ホテル、飲食店などの施設利用者に向けて告知ができるサービスだ。なお、同試験においては二酸化炭素濃度の推移と混雑状況の推移を測定する。具体的な運用方法として、まずセンサーで測定した数値をenebularで分析し、その分析結果をSNSや店頭サイネージなどと連携して表示する。測定数値が事業者側の設定した規定値に達すると、事業者へ向けてアラートを出す。アラートを受けて、事業者および施設従業員による室内換気などの安全衛生活動に対する確認や、ソーシャルディスタンスの確保・近距離での会話(マスクの着用)に関する注意喚起を施設利用者へ促す。

南紀白浜空港 設置イメージ

(掲示板右上→人感センサー、手摺り→環境センサー 二酸化炭素濃度・音)これらの注意喚起については、五感ではなく客観的な数値に基づいた運用となるため、施設利用者と従業員に安心・安全を提供することが期待される。また、サイネージや掲示板へ表示することにより、感染予防対策に対する認知も高まるとした。なお、同ソリューションの利用料金は以下の通り。

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