N-BOX登場まで軽の主役だった4代目ワゴンRは今いくら? 価値0の可能性も……【あのクルマは今】

スズキ ワゴンR(4代目)

N-BOX登場まではワゴンRやムーブが軽の主役だった

スズキ パレットSW

2010年当時の軽自動車市場といえば、今の主役であるスーパーハイトワゴンはダイハツ タントやスズキ パレットはあったものの、メインはワゴンRやムーブといったハイトワゴンであった。

ホンダ N-BOXカスタム(2011年モデル)

実際ワゴンRがどれほど売れていたかといえば、2003年から7年連続で販売台数ナンバー1を獲得していたほど。翌年に怪物級に人気のホンダ N-BOXが登場するため、2011年にはトップの座を奪われたのだが、とにかくスズキを支えるほどの人気車種だったのだ。

使い勝手バツグンで今買っても十分魅力的

ワゴンRスティングレー (4代目)
スズキ ワゴンR(4代目)

2008年にデビューした4代目ワゴンRは、今のほとんど全ての軽自動車が使っているインパネシフトを採用。これにより足元を中心に居住性を大幅アップしたほか、リヤシートを160mmスライド可能とするなど使い勝手もレベルアップしたモデルだ。車内が広くて、使い勝手もイイという、今の軽自動車の基本でもある機能を作り上げたといっても過言ではないほどであった。

と、ここまで当時のワゴンRを振り返ったが、今売ると一体いくらの値がつくのだろうか? ご存知の通り、中古車価格や買取価格は日々刻々と変化する、いわば生き物。本記事で紹介するのは2020年5月29日現在のデータ。あくまで参考程度に考えてほしい。

最高値は50万円! 0円という個体も

スズキ 4代目ワゴンR リミテッド

4代目ワゴンRはリミテッドという名の特別仕様車が40〜50万円程度で取引されている。該当するのはいずれも2〜3万キロ、4WDモデルという厳しい条件での話ではあるが、軽自動車かつ高年式と考えれば条件としては悪くない。

だが、それ以外のFXやスティングレイなど主力グレードは、限りなく0円に近い値段で取引されているため、売却を検討しているならば、決断は速い方がイイかもしれない。

何度も言うが、中古車価格や買取価格は日々刻々と変化する、いわば生き物。本記事で紹介するのは2020年5月29日現在のデータ。あくまで参考程度に考えてほしい。

ワゴンRをなるべく高額で売る方法

一括査定サービスを使う

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走行距離が多めの車の査定を少しでも高額にするには

イメージ画像

10万キロ以上走った車でも売ることができるとはいえ、過走行車を少しでも高額査定させるためには日頃からのメンテナンスが重要となってきます。

エンジンのタイミングベルトの交換など、普段から定期的に整備を行っていれば問題ないのですが、あまりにも整備を怠っている車だと、多少査定額にマイナスの影響が出る可能性があります。

しかし、整備費用1回分以上の査定額アップとなるケースは珍しいので、買取価格を上げることだけを目的に、売却前に整備に出すことはおすすめできません。あくまでも、プラスα程度の査定額アップと考えてください。

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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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