五島市 6月から県外往来自粛を緩和 福岡など6都道県は除く

 五島市の野口市太郎市長は29日、新型コロナウイルス対策について市役所で会見。自粛を求めていた県外との往来について、緊急事態宣言が解除されたばかりの東京都や北海道に福岡県を加えた6都道県を除き、6月1日から緩和すると表明した。6都道県との往来自粛は同18日まで継続する。
 市独自に福岡県を対象とした理由について、野口市長は「北九州市で感染者が増えており、(五島と福岡が)航路・航空路でつながっていることを考慮した」と説明。6都道県との往来自粛の解除は、国の動きや感染者数の推移を「総合的に判断して決める」とした。

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