【プレミアリーグ】なぜチェルシーはヴェルナーを獲得できた?ドイツ紙が要因を分析「昨夏の補強禁止処分が…」

リバプール移籍が囁かれていたRBライプツィヒのドイツ代表ティモ・ヴェルナーは、今週にチェルシー行きが確実と一斉に報じられた。チェルシーはなぜヴェルナー争奪戦を制することができたのか、ドイツ紙『Bild』が要因を分析した。

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ユルゲン・クロップ監督はヴェルナーへの称賛を隠そうとせず、ロベルト・フィルミーノの代わりにストライカー獲得を望んでいたのは周知の事実だった。しかしコロナウイルスのパンデミックで財政圧迫を強いられたリバプールは、ライプツィヒが6月15日までに設定した5500万ユーロ(約66億円)のリリース条項支払いに難色。クラブのオーナーは収益の確保が不確実なこの時期に費用がかかりすぎると判断していた。

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『Bild』によると、リバプールはヴェルナーとの契約を低価格で締結できないか模索し、移籍金を長期的に分散させて支払うと提案。しかしライプツィヒは一括支払いを譲らず、交渉が暗礁に乗り上げていた。そんな中、チェルシーは満額支払いの意思があるとライプツィヒに表明。昨夏は補強禁止処分が下され、今冬は選手獲得に動かなかったチェルシーは、パンデミックの影響を回避できたようだ。

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