2019年に1番人気だったヒラメルアーはこれだ! 読者投票ランキング発表【ルアーマガジン・ソルトT.O.Y.】

『ルアーマガジン』、『ルアーマガジン・ソルト』両誌で毎年年末に開催している読者投票企画「T.O.Y.(タックルオブザイヤー)」。実際に道具を買っている読者が選んだ商品は何なのか。それこそ、ある意味「1番釣れる」道具ということも言えるかもしれません。2019年を通してもっとも支持を集めたルアーランキング「2019T.O.Y.ヒラメ部門」発表です!

"T.O.Y. タックル・オブ・ザ・イヤー"とは?
『ルアーマガジン』と『ルアーマガジン・ソルト』にて、その年に最も信頼できるタックルを読者の皆様から募集。時代の流行りや風潮を読み解くこともできる、1年間を総括する人気ランキングなのだ!
※投票は『ルアーマガジン・ソルト 2019年10月号』~『同 2019年12月号』のアンケート集計結果に基づきます。
貴重なご意見ありがとうございます!

https://plus.luremaga.jp/_ct/17369156

タフなヒラメゲームは情報が命!

広大なサーフを舞台に価値ある1尾を追い求めるフラットフィッシュゲーム。一筋縄ではいかないヒラメを相手に、アングラーは少しでも釣れるルアーを追い求めている。その“少しでも”を満たす要件はやはり釣果という実績、注目度の高さだ。それはつまり、いかに釣れているかということに他ならない!

【1位】ビーチウォーカー ハウル

DUO(デュオ)

【202pt】前年1位

【スペック】
●ヘッド自重:14、21、27、35g ●カラー:セット10色、ヘッド12色
●価格:1,500、1,600、1,650円

ヘッド+ワームが生み出す優れた喰わせ能力

ハウルの武器は重量級ヘッドによる高い遠投性能と、ワームボディによるナチュラルアクションで優れた喰わせ能力を発揮できる点だ。ワームもフィッシュとシャッドにグラブが加わりますます細分化。対応できるシチュエーションは広がる一方だ。

開発者は大人気ソルトアングラー、堀田光哉さん!

堀田さんはヒラメをメインとしたサーフフィッシングを全国に広めた伝道者。開発した『ビーチウォーカー』シリーズは2019年のT.O.Y.ヒラメ部門トップ3を総ナメしている。下記事ではハウル、ウェッジ、フリッパーといった実績ルアーのローテ法を解説してもらっている。

【2位】ビーチウォーカー ウェッジ

DUO(デュオ)

【106pt】前年6位

【スペック】
●全長120mm ●自重:38g ●カラー:全13色 ●価格:1,900円

泳ぐメタルジグ!!

メタルジグさながらの圧倒的なキャスタビリティを持ちながら、アクションはプラグの様にしっかりと動く。堀田光哉氏がヒラメ様に求めたシンキングペンシルがこのウェッジだ。ボリューミーなシルエットとゆったりとしたアクションが相まって、ヒラメに発見されやすく、喰わせやすい設計となっている。ミノーでもジグでも反応しないヒラメに口を使わせよう!

【3位】ビーチウォーカー グアド

DUO(デュオ)

【70pt】新登場!

【スペック】
●全長:130mm ●重さ:24g ●タイプ:シンキング ●カラー:17色 ●価格:2,000円

デカヒラメ専用ハイアピールミノー

ボリューム感のあるボディにブリブリとした強いアクションのグアド。そのハイアピール力は小型個体をビビらせるほど。時に座布団サイズと称されるデカヒラメをひたすらに追い求めるアングラーにこそ使ってほしいハンティングアイテムだ。

【同率3位】ボトムスラッシュ プラス ヘッド&シャッド

Megabass(メガバス)

【70pt】前年圏外

【スペック】
スターターセット ●全長:5in ●重量:15~30g ●入り数:ヘッド1、シャッド2 ●カラー:全2色 ●価格:800~880円

チャターとシャッドテールの融和

ハイアピールとレンジキープ能力に長けたチャターヘッドと、スローリトリーブでもしっかりとアピールするシャッドテールワームを組み合わせて使うハイブリット系ワーム。根掛かりしやすい場所では背針仕様、アピール力を落としたい時にはボディを適宜カットできるなど、必要に応じてカスタムも可能なのだ。

【5位】ビーチウォーカー フリッパー

DUO(デュオ)

【62pt】前年3位

【スペック】
●全長:70、80mm ●自重:32、40g ●カラー:全18色 ●価格:1500円

ヒラメ用2フックメタルジグ

メタルジグの様にしっかりと飛び、プラグの様にしっかりと泳いでアピールしてくれるメタルジグ。2フック仕様なので、バラしにも強い。サイズや素材のバリエーションは狙いたい水深に応じて使い分けるのがポイントだ。

【6位】熱砂メタルドライブ

SHIMANO(シマノ)

【50pt】前年4位

【スペック】
●自重:32g ●カラー:全7色 ●価格:1500円

アーチドライブシステム! 起動!!

キャスト時にワームが動くことで、重心移動システムのような働きをするアーチドライブシステムを搭載したカッ飛びルアー。ワーム単体や、ジグヘッドタイプではこれまで届かなかった遠方を狙えるとあって、釣りの幅が広がること間違いなし!!

【7位】マキッパ

Megabass(メガバス)

【42pt】新登場!

【スペック】
●自重:3~40g ●カラー:10色 ●価格:700~860円

巻くだけで簡単釣れ釣れジグ

魚種限定解除の名のもとに、あらゆるターゲットに効果的なブレードジグ。空気抵抗の少ないスリムボディはサーフのヒラメ狙いでもばっちり活躍! ブレードと一体化したテールフックにより、フッキング性能も抜群だ。

【同率7位】アイマサスケ

アムズデザイン

【42pt】前年8位

【スペック】
120裂波●全長120mm ●自重:17g ●カラー:全18色 ●価格:2,000円 ほか

サーフの厳しいフィールドコンディションにも強い!

波や風により、思った通りの釣りがしにくいサーフの釣り。そんな中でも安定した使用感が心強いのがアイマのサスケシリーズだ。リップレス設計による空気抵抗の少なさは荒れた海でも安定したキャストを可能にし、優れた水中姿勢でしっかりと泳ぎ切ってくれるぞ。

【9位】ジグパラ

Major Craft(メジャークラフト)

【38pt】前年16位

【スペック】
●自重:20~60g ●カラー:全22色(50、60gは10色) ●価格:オープン

ヒラメ釣りもお手軽に楽しめる!!

ベテランでも容易に釣れるとは限らないヒラメ。その敷居をグッと下げてくれるかもしれないのがジグパラだ。コストパフォーマンスに優れるうえに、ヒラメはもちろんあらゆるターゲットを魅了。ショアジギタックルでそのままヒラメを狙う。なんてことも十分可能なのだ。

【10位】熱砂スピンビーム

SHIMANO(シマノ)

【34pt】前年圏外

【スペック】
●全長:67mm ●重量:32g ●タイプ:シンキング ●カラー:全13色 ●価格:1400円 

飛ぶ! 主張する! 釣れる!!

強力な離岸流や急深のボトムなど、ヒラメがついているとされるポイントは狙いづらいことも多々。そんな時に役立つのがスピンビームだ。圧倒的な飛距離はもちろん、着底感も抜群。厳しい海況でもしっかりとアクションしてアピールしてくれるぞ。

堀田光哉パワー強し!! プロデュースルアーが上位を独占

昨年に続き、T.O.Yとなったビーチウォーカー ハウルを筆頭に、ウェッジ、グアドでビーチウォーカーシリーズがトップ3を独占!! さらにフリッパー、メタルドライブ、スピンビームもランクインしていることから、堀田光哉さんの手掛けたヒラメ用ルアーに対する信頼度の高さが非常に高いと言えよう。ルアーのタイプとしてはソフトベイトとハードベイトを組み合わせるハイブリット型が3種類。飛距離は欲しいけどワームの動きで誘いたい…そんなフィールド事情が表れているか?

2019年度のソルト他部門T.O.Y.はこちら!

2019T.O.Y.の全情報は『ルアーマガジン・ソルト 2020年2月号』に掲載されています!

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