梅雨前線上に低気圧発生 西~北日本で局地的に非常に激しい雨

 梅雨前線や低気圧の影響により、西日本や東日本では14日(日)にかけて、北日本では14日(日)から15日(月)にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が断続的に降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要だ。

土曜日は中国地方を中心に広く大雨となった

 梅雨前線が黄海から本州付近を通って日本の東にのびていて前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、西日本や東日本で大雨となっている。13日は島根県雲南市で6月の24時間雨量の記録を更新する169.5ミリ、大田市福光では194.0ミリと平年の6月の1か月分の降水量が1日で降る(13日午後4時まで)など、中国地方を中心に大雨となった。

引き続き大雨災害に警戒

 13日夜には梅雨前線上の黄海で低気圧が発生し、14日にかけて日本海を発達しながら東北東に進む見込み。

 西日本や東日本では14日にかけて、北日本では14日から15日にかけて、広い範囲で大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見通しで、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が断続的に降り、大雨となる所がありそうだ。  

 引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要だ。

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