【セリエA】前十字靭帯損傷から復帰を果たした35歳キエッリーニ リハビリ生活や今後のキャリアを語る「来季で引退するかも知れない」

ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニは、長期離脱中の過ごし方や引退時期について語った。

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8月に36歳になるキエッリーニは、昨年8月に右膝前十字靭帯を損傷。手術を行い長期間のリハビリ生活を経て、トレーニングに参加できるまでに回復した。負傷直後はメディアがキャリアの終焉を危惧していたが、キエッリーニはInstagramのライブチャットで自身の去就について口を開いた。

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「10年前に今のケガをしていたら、平常心は保てなかったと思う。35歳になってこれまでの経験を考えると通過点だと思うし、それを回復のエネルギーに変えるんだ。若い頃は怒ることで多くのエネルギーを使い切っていたから、精神面ではだいぶ改善されたね。それに今は勉強計画を立てて経営学の修士号を取得できた。若い頃は勉強する時間なんてなかったよ」。

「僕の考えでは、プロサッカー選手であることには2つの難しいことがある。1つ目は地に足をつける事、2つ目は孤独に対処することだ。それらの暗い瞬間から抜け出すためには精神的な強さが必要となる。家族の存在も助けになるし、家にいる時は地に足を着いていると感じるんだ」。

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「今後どうするかは、もう1年プレーして自分の体調や足の状態を見てからだね。来年の夏に引退することもできるしさらにもう1シーズンプレーすることもできる。僕はサッカーの世界に居続けたいと思う。延期となったユーロ2020でプレーできる事を願っているよ」。

35歳キエッリーニが去就に言及

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