長崎県職員採用試験 大卒程度は5.4倍 昨年度下回る 申込み状況公表

 長崎県は16日、本年度の職員採用試験(大卒程度、警察官Ⅰ類)の申し込み状況を公表した。応募倍率は大卒程度が5.4倍(昨年度6.2倍)、警察官Ⅰ類が5.5倍(同7.3倍)でいずれも昨年度を下回った。県人事委員会は民間企業の採用意欲の高さが影響しているとみている。
 大卒程度の応募は昨年度より51人少ない526人。このうち行政職は218人(採用予定27人程度)で8.1倍、教育事務は107人(同24人程度)で4.5倍だった。警察官Ⅰ類は昨年度より54人少ない302人(同55人程度)。本年度初めて募集した土木の民間企業職務経験者は3人(同2人程度)の応募があった。
 1次試験は大卒程度が28日に長崎市、大阪府、東京都で、警察官Ⅰ類は7月12日に長崎市で実施される。

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