シカゴ・ホワイトソックスがドラフト2巡目、全体47位で指名したレヒュリオ高校の投手、ジャレッド・ケリーと契約合意に至ったことをMLB公式サイトのジャナサン・マヨが報じている。
ケリーはMLB公式サイトのドラフトプロスペクトTOP200で12位にランクインした期待の選手。しかしリスクが高い高校生投手をドラフト1巡目で指名することを避ける球団は珍しくなく、2巡目まで残ったところをホワイトソックスが逃さなかった形だ。
ケリーの契約金には、スロットバリュー158万ドルのほぼ倍額の300万ドルを要している。そのため、ホワイトソックスは3巡目(全体83位)から5巡目(全体142位)にかけて、TOP200外の選手と安価に契約して、ケリーのための契約金を捻出している。
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ケリーは無理なく常時93-96マイル、最速98マイルを記録できるパワフルな投手で、空振りを奪えるチェンジアップと発展途上のスライダーも持っている。高校生投手としては非常に完成度が高く、その上ポテンシャルも高い。
1巡目(全体11位)のギャレット・クローシェとケリーという、未来のエース候補を1度に2人も獲得したホワイトソックスのドラフトは、現時点では素晴らしい出来だと言うことができそうだ。