佐世保市観光客 3年ぶり減 582万人、週末などの荒天影響 2019年、市観光統計

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佐世保市観光客数の推移

 佐世保市と佐世保観光コンベンション協会は29日、2019年の市観光統計を発表した。観光客数は前年比3.1%減の582万4354人で3年ぶりに減少した。市と協会は、夏休みや週末に荒天が相次いだことが主な要因とみている。
 昨年は佐世保鎮守府開庁と佐世保港開港130周年を記念した観光PRや集客イベントが奏功し、旧佐世保無線電信所(針尾送信所)や海上自衛隊佐世保史料館、弓張岳などは前年に比べ増加。一方、悪天候の影響を受け、ハウステンボスは前年比6.4%(約17万4千人)減、九十九島パールシーリゾートが同3.7%(約2万6千人)減となった。
 外国人宿泊客数は、日韓関係の悪化で韓国が前年比56.1%減と落ち込んだものの、香港や中国、アメリカなどは増え、全体ではほぼ横ばいの約14万人。クルーズ船は、全国的に中国市場が縮小傾向にあるため、同19.9%減の約25万人となった。
 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1~4月の主要観光施設の訪問客数は前年同期比52.6%減(速報値)と大打撃を受けている。市観光課は「厳しい状況だが、インバウンド(訪日外国人客)を含め、集客力を高めるための情報発信をしていきたい」としている。