大村のV長崎練習拠点 市、関連予算案提出へ

 通販大手ジャパネットホールディングスが大村市と市総合運動公園(黒丸町)での整備を目指しているサッカーJ2、V・ファーレン長崎の新練習拠点について、園田裕史市長は1日の定例会見で、今月中に臨時議会を開き、関連予算案を提出する意向を示した。
 練習拠点について市は6月定例市議会で「できるだけ早い時期に施設計画の予算議案を上程する」と説明していた。市によると、上程する内容は協議中だが、公園整備計画の一部変更に関する予算案などが想定されるという。
 練習拠点計画に対し市議会では、整備内容や事業費を巡り反発も強く、同社の高田旭人社長は先月27日、市議有志に非公式の場で計画概要を説明し意見交換している。園田市長は「意見交換会の内容も踏まえながら、予算案を可決してもらえるよう準備を進めていきたい」と話した。

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