「若者がもっと気軽に政治を語れるように」「尊敬する父の思いを継いで‥」門真市長選は現新2人の一騎打ち

6月28日に告示された門真市長選には、共産党で新人の堀尾晴真(ほりお・はるまさ)氏(30)、大阪維新の会で現職の宮本一孝(みやもと・かずたか)氏(49)の2名が立候補しました。投開票は7月5日に行われます。

今回は宮本市政の是非、子育て支援策、教育環境の充実、高齢者支援策、新型コロナウイルス対策などが争点と考えられます。

若い人たちが政治に興味を持ち、気軽に政治を語れる世の中に

 堀尾氏には、選挙ドットコム編集部の取材に回答をいただきました!

【質問1】政治家を志したきっかけはなんですか?

「大学卒業後就職した会社を経営悪化を理由に、わずか4か月で退職となりました。そのとき、親の紹介で日本共産党と出会い、ブラック企業対策や労働問題などに共感し入党しました。

その後、平和運動などに関わる中で、市議会にと要請がありました。25歳の時でした。若い人に政治に興味を持ってもらおうというのが初心でした。もっと若い人たちが気軽に政治のことを語れるようにしたい、この思いが政治を志した一番の思いです。」

【質問2】尊敬する人は誰ですか?

「特定の人物はいませんが、自分の考えをしっかり持っている人、行動力のある人、心が広く、気持ちにゆとりを持っている人、とかですかね。」

【質問3】当選したらこれだけは実現したいことはなんですか?

「コロナ対策、子育て応援、貧困対策です。コロナ対策として、中小業者を応援する事業者支援金制度をつくります。PCR検査数を増やすため府に門真の保健所の復活を申し入れる、医療崩壊を起こさないための医療体制を確保します。

コロナ対策としても子育て応援としても、学校給食の無償化をすすめます。コロナ対策・学力向上に逆行する35人学級は廃止ではなく、復活し、さらなる充実をすすめます。」

裏方志望から、地方分権が本格化する中で門真市を再生させるべく政治家に

宮本氏には、選挙ドットコム編集部の取材に回答をいただきました!

【質問1】政治家を志したきっかけはなんですか?

「幼少期から父が市議会議員だったため、政治には関心があったものの、自らが政治家になるよりも、政策や選挙のスタッフなど、政治家を支える裏方志望でした。

ところが、25歳の時に府議落選中の父が他界し、その後、出馬要請を受け、これも一つの経験と思い、平成11年の門真市議選に立候補。当時、地方分権が本格化する中、行政・財政を多く学び、門真市を再生させる手法を模索しつつ、大阪府議会を経て、現在、門真市長に。」

【質問2】尊敬する人は誰ですか?

「父・宮本駒一です。」

【質問3】当選したらこれだけは実現したいことはなんですか?

「教育とまちづくり。厳しい課題の多い門真市を再生させるためには、これだけはではなく、あれもこれもやり尽くす必要があります。

古川橋・門真市の各駅前まちづくり、大阪モノレール延伸に伴う新駅設置、密集市街地の解消と空き家対策、公園や歩道の整備、学力の向上・子育て教育の負担軽減、一人一台のパソコン整備、小中一貫校の新設、ゴミ処理の広域化など、そして、このコロナ禍で、万全の感染症対策と経済再生の支援政策です。」

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