メルセデスがワンツー。フェルスタッペンは3番手【タイム結果】F1第1戦オーストリアGPフリー走行3回目

 2020年F1第1戦オーストリアGPの金曜フリー走行3回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手となっている。

 気温21度、路面温度41度、湿度は42%というドライコンディションでセッションがスタート。開始直後は数台のマシンがインスタレーションラップを行い、開始から10分ほど経ったところで、まずはカルロス・サインツJr.(マクラーレン)がタイムを計測。その後各車が続々とコースに出て行ったが、金曜日に3番手タイムをマークしていたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)のマシンからは、ターン1のあたりでまたも白煙をあげる様子が見られた。

 1分5秒台のタイムが並ぶなか、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン1を通過した直後に挙動を乱してタイヤウォールにヒットしてしまった。マシンからフロントウイングが脱落しており、セッションは赤旗中断に。

 残り時間26分のところでセッションが再開された。この時点でルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分5秒140でトップに立っており、セバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールとフェラーリ勢が続き、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がミディアムタイヤで1分5秒339で4番手に浮上。

 その直後にベッテルが1分4秒851、ルクレールがそれを上回る1分4秒703と、フェラーリ勢が2セット目のソフトタイヤを投入して1分4秒台に突入した。その後はメルセデス勢もソフトタイヤを投入し、ハミルトンが1分4秒130とトップに立っている。

 フェルスタッペンもソフトタイヤを投入して1分4秒413と3番手に浮上。同じくソフトタイヤを履くランス・ストロール(レーシングポイント)やペレスも1分4秒台のタイムを記録した。

 終盤はタイム更新が相次ぐも、最終的にはハミルトンがトップ、ボッタスが2番手というメルセデスのワンツーでセッションは終了。フェルスタッペンが3番手に続き、アレクサンダー・アルボンは6番手となっている。

■2020年F1第1戦オーストリアGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps

1 44 L.ハミルトン メルセデス 1’04.130 21

2 77 V.ボッタス メルセデス 1’04.277 22

3 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’04.413 20

4 11 S.ペレス レーシングポイント 1’04.605 19

5 16 C.ルクレール フェラーリ 1’04.703 19

6 23 A.アルボン レッドブル・ホンダ 1’04.725 22

7 5 S.ベッテル フェラーリ 1’04.851 20

8 18 L.ストロール レーシングポイント 1’04.918 18

9 10 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1’04.949 19

10 4 L.ノリス マクラーレン 1’04.950 22

11 31 E.オコン ルノー 1’05.037 11

12 3 D.リカルド ルノー 1’05.088 12

13 55 C.サインツJr. マクラーレン 1’05.177 24

14 26 D.クビアト アルファタウリ・ホンダ 1’05.290 24

15 8 R.グロージャン ハース 1’05.363 28

16 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’05.565 21

17 20 K.マグヌッセン ハース 1’05.648 18

18 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’05.654 16

19 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’05.643 19

20 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’07.049 6

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