【プレミアリーグ】戦術的タイムアウトと化した給水時間…各クラブ監督の本音は?

シーズン再開後新しく導入された給水タイム。様々な意見が飛び交っているが、実際に特定のチームにアドバンテージを与えているのか?元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビルが戦術的タイムアウトと揶揄する中、各クラブ監督の評価を見ていく。

【プレミアリーグ】コロナ感染に細心の注意を払うクロップ、選手にマスクと手袋着用を呼び掛ける

ユルゲン・クロップ監督(リバプール)
「私は給水タイムが好きだ。外の気温が40度の時だけ必要って言う人もいるけどね。もちろんイングランドは頻繁に給水タイムが必要な国じゃないし、北西部や北東部は特にね。だけど選手と話する機会が出来て私は好きだよ。実際は集まるまでに時間が掛かるし、あまり話はできない。だけど1つか2つは情報を与えることが出来る。どのコーチにも同じようなチャンスはあるからフェアだと思うよ」。

クリス・ワイルダー監督(シェフィールド・ユナイテッド)
「日曜の午後の試合では、給水タイムの時私はボヴリル(お湯で溶かして飲む食品)を飲んでたよ。7月に飲んだ人生で2度目のボヴリルだったね。2つのハーフではなく4つのクォーターに分かれていて、その間にタイムアウトがあると考えている。これは慣れていかなければらない変化なんだ」。

フランク・ランパード監督(チェルシー)
「彼(クリス・ワイルダー)の言うことは一理あると思う。正しい意図はそうなんじゃないかな。監督としては試合中に選手と話すのはとても貴重だからね。これが短いシーズンのためにもたらされたものだと思うし、シーズンの最後まで続くかもしれない。だけどそれ以上は考えられないし、誰もがそれを望んでいるとは思えない」。

ジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)
「来シーズンも給水タイムが欲しいか?ノーだね。全チームの準備不足と開幕まで2~3週間しかなかった事、そして天候に恵まれなかったことで起きた事だからだ。これはフィジカルコンディションを補うためにあって、監督たちはそれを利用して選手たちを話をしていた」。

給水タイムを監督たちが評価

© 株式会社SPOTV JAPAN