【プレミアリーグ】両監督にとって初の“ノースロンドン・ダービー”、勝敗を分けるのはキャリアの差か 〜第35節プレビュー〜

短期日程で各クラブがしのぎを削る中、リーグ終盤に“ノースロンドン・ダービー”が実現。欧州カップ出場権を懸けた重要な一戦で、勝利を手にするのはどちらのチームか。

【プレミアリーグ】アーセナルが2点差から猛追! 白熱の“ノースロンドン・ダービー”は痛み分けのドローに終わる

欠場者情報
トッテナム・ホットスパー
・新スタジアムで初めて行われるダービーで、ハムストリングを痛めているデリ・アリの欠場が濃厚に。
・DF陣にケガ人が続出し、ジャフェト・タンガンガが背中の痛みで、ファン・フォイスが膝を負傷中だ。
・3月のノリッジ・シティ戦でスタンドに乗り込んだエリック・ダイアーは、規則違反により4試合の出場停止を言い渡された。

アーセナル
・直近レスター・シティ戦で一発退場となったエディ・ヌケティアは、トッテナム戦は出場停止に。
・昨年12月に左膝前十字靭帯断裂したカラム・チェンバースや3月に右足首を負傷したルーカス・トレイラは、トッテナム戦欠場に。
・背中に痛みのあるメスト・エジル、膝の軟骨を損傷したガブリエウ・マルチネッリは引き続き離脱中。
・DF陣の離脱者の多さに頭を抱えるアーセナル。右足首負傷のベルント・レノ、同じく足首の大ケガを負ったパブロ・マリが今シーズン絶望となっている。

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マッチプレビュー
トッテナム・ホットスパー
トッテナムはアーセナルとのホームゲームで5試合無敗中(3勝2分)。ただリー戦でのダービーではこれまで42ポイント落としており、アーセナルに対しプレミア史上最も多く勝ち点を落としたチームだ。ジョゼ・モウリーニョ監督はアーセナルとのホーム戦に滅法強く、過去9試合で一度も負けていない(5勝4分)。これはマンチェスター・ユナイテッドやエバートンに次ぐ数字だ(10戦無敗)。

アーセナル
リーグ戦アウェイでのダービーで、アーセナルが直近10試合でクリーンシートを達成したのは2014年3月の一戦のみ(1勝3分6敗)。また両監督が同時に初“ノースロンドン・ダービー”を迎えるのは、1986年9月以来初めて、当時はアーセナルをジョージ・グラハム、トッテナムをデイビッド・プリートが指揮し、ハイバリーでスコアレスドローに終わった。

調子の差がそのまま結果に現れるか※写真 Getty Images

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