12日にセリエA第32節が行われ、サン・パオロで６位ナポリと７位ACミランの上位対決が実現した。
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結果次第で順位が入れ替わる重要な一戦で、先に動いたのはアウェイのミラン。20分にアンテ・レビッチがペナルティエリア右からクロスを送ると、フリーで待っていたテオ・エルナンデズがボレーで合わせ、ミランが先制弾を奪う。ただホームのナポリも黙っておおらず、34分にFKの流れからジョバンニ・ディ・ロレンツォが押し込み、1-1の同点で試合を折り返す。
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スコアこそ並ぶものの、追い付いた側のナポリが後半に入って勢いを増しゴールを狙う。すると60分にホセ・マリア・カジェホンがペナルティエリア右からグラウンダーのクロスを供給し、ドリース・メルテンスが右足で沈め、ナポリが逆転に成功する。追いかける立場を強いられたミランは、73分過ぎにジャコモ・ボナベンドゥーラがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーを担当したフランク・ケシエがゴール左に決めて、2-2の同点でタイムアップ。痛み分けのドローに終わり、ミランはシーズン再開後負けなしを維持した。
