DRONE FUND、ドローンによる杭打ちソリューションを開発するイスラエルCivdroneへ出資実行

DRONE FUND(以下:ドローンファンド)は、Civdrone ltd.(以下:シヴドローン)へ、DRONE FUND 2号より出資を実行した。

シヴドローンは、建設・土木現場におけるマーキング/杭打ち作業を代替することのできるドローン・ソリューションを開発しており、正確なナビゲーション・ソフトウェアと機体を活用することにより、従来の方法に比べて5倍の生産性を達成している。シヴドローンは、毎日数百から数千のマーキングを要する建設・土木事業を主要ターゲットに見据え、技術開発と営業を行っている。

シヴドローンのドローン・ソリューションは、GPSを用いることでアスファルトを含む建設・土木現場の地面に対し、1~2cmの精度でマーキング用の杭を打ち込むことができる。これらのマーキングプロセスの自動化によって、建設会社は生産性や品質の向上、現場での事故の減少、工期の大幅な短縮が可能となる。

現在、このワンストップでのサービスは、米国、ヨーロッパ、日本の顧客に導入が進んでおり、アジア圏でのさらなる成長も見込まれている。また、さらに多くの顧客価値を提供するべく、作業用ドローン・ソリューションとの連携も可能なシステムの開発も行っている。

人手の足りない建設・土木現場の生産性と安全性をいかに高めていくことができるか、という観点から、ドローンファンドはシヴドローンへの投資を決定したという。今後も「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて、ドローンの現場作業の効率化に貢献することのできるテクノロジー、ソリューションへの投資を加速していくとしている。


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