気象庁は16日(木)、向こう1か月(7/18~8/17)の天候の見通しを発表した。北・東・西日本は7月末にかけて降水量が多く、日照時間の少ない状態の続く所がある見込み。
向こう1か月の天候
前線や湿った空気の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は、東・西日本で平年並みか多い見通し。暖かい空気に覆われやすく、気温は沖縄・奄美で高く、北日本で平年並みか高い見込み。
週ごとの天候予想
1週目(7/18~7/24)の東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、梅雨空の続く地域が多い見込み。この方面は、平年より気温の低い傾向が続きそうだ。一方、北日本や沖縄・奄美は暖かい空気に覆われ、平年より気温が高くなる見通し。
2週目(7/25~7/31)はオホーツク海高気圧や前線の影響を受けやすい北日本の太平洋側、東北の日本海側、東日本、西日本の日本海側で曇りや雨の日が多く、日照時間が少ない見込み。一方、西日本の太平洋側は平年と同様に晴れの日が多く、平年より遅れる形で梅雨明けの発表があるかもしれない。 3~4週目(8/1~8/14)になると、太平洋高気圧の勢力が強まる見通しで、東日本でも晴れの日が多くなりそうだ。全国的に高温傾向が見込まれ、内陸を中心に厳しい暑さに見舞われる可能性がある。