【プレミアリーグ】2部降格、CL出場権、得点王…最終節で決定したあれこれ

2019-20シーズンのプレミアリーグ最終節が26日に全カード同時キックオフされ、最終順位が決定した。歓喜に沸いたクラブもあれば悲しみに暮れるクラブもあり、最終節で何が決定したか紹介していく。

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残留争い
僅差での戦いとなった残留争いは、すでに決まっていたノリッジ・シティに加えワトフォードとボーンマスが2部降格となった。アストン・ビラは降格筆頭候補と言われていたが、4試合無敗でシーズンを終え降格圏から1ポイント差でフィニッシュ。ボーンマスは3-1でエバートンに勝利するもあと一歩及ばず、監督不在のワトフォードはアーセナルに3-2で敗戦した。

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チャンピオンズリーグ出場権
CL出場権を争いを演じる5位レスター・シティと3位マンチェスター・ユナイテッドが最終節に激突する展開となり、勝利したのはレッド・デビルズ。引き分け以上で出場権獲得のチェルシーは、ウォルバーハンプトンに2-0で勝利し自力で切符を掴んだ。

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ヨーロッパリーグ出場権
レスターが敗れたことで5位が決定し、来季EL本戦出場が決定。クリスタル・パレスをとドローに終わったトッテナム・ホットスパーは6位フィニッシュとなり出場権を獲得した。また7位で今季を終えたウルヴスは、FAカップ決勝でチェルシーがアーセナルを倒せばヨーロッパの舞台へ。アーセナルがFAカップを制した場合ウルヴスが出場権を逃すこととなる。

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得点王
ジェイミー・ヴァーディーはリーグ史上最年長となる33歳で得点王に輝く。ピエール=エメリク・オーバメヤンやダニー・イングスと肉薄したが、あと1ゴールの22得点でヴァーディーを抜くことが出来なかった。

アシスト王
17年も続いているニッチな記録だったが、ケビン・デ・ブルイネが2002-03シーズンのティエリ・アンリ以来の20アシストを記録。近年多くの選手が挑んでは失敗した歴代最多アシストの記録は、デ・ブルイネが最終節ノリッジ・シティ戦でラヒーム・スターリングのゴールをお膳立てしたことで肩を並べた。

リバプール30年ぶりのリーグ優勝
無敗優勝や最高勝ち点数100ポイントに達したわけではないが、リバプールは悲願のプレミア制覇を成し遂げた。最終節の勝利でシーズンタイ記録となる32勝、さらに最も多い試合数を残して戴冠を成し遂げ、驚異的なシーズンに花を添えた。

最終節で決定したあれやこれを紹介

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