V長崎 あす東京V戦 東日本クラブとの対戦解禁

 明治安田J2第9節は1、2日、各地で計11試合が行われる。7勝1分け(勝ち点22)で首位のV・ファーレン長崎は2日午後6時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で2勝4分け2敗(同10)の13位東京Vと対戦。コロナ禍で7月までは西日本にあるクラブとの試合に限定されていたが、今節以降は東日本のクラブとも戦う。
 V長崎は毎試合のように違う選手が得点している。前節の山口戦はセットプレーから徳永、米田のDF2人が今季初ゴール。主力を温存して理想のゲーム運びができないながらも、2-1で勝ちきる勝負強さを発揮した。
 一方の東京Vは引き分けが多く、中位に甘んじている。ただ、再開後の黒星は現在2位の大宮に0-1で敗れた第4節のみ。これまでの試合を振り返っても、ボール保持率が高く、決定力さえ伴えば怖い存在だ。
 ポゼッションを軸にしたチーム同士の一戦となる中、V長崎の手倉森監督は「(ボールを)握れるチームに対して、握り返したい」と真っ向勝負を宣言。勝てば今季2度目の4連勝を手にする。

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