レッドブル育成のローソンが2勝目。マシン分離の大クラッシュが発生【順位結果】FIA-F3第4戦イギリス レース1

 8月1日(土)、2020年第4戦イギリスのフィーチャーレース(決勝レース1)がシルバーストン・サーキットで開催され、レッドブルジュニアドライバーのリアム・ローソン(ハイテックGP)がシーズン2勝目を飾った。イゴール・フラガは15位だった。

 なお17周目、セーフティカー(SC)が解除されレースが再開した混走状態の中、最終コーナー手前でオリ・カルドウェル(トライデント)が接触によりスピン。コース上で横に向いてしまったカルドウェルのマシンの左リヤタイヤ付近に、後方から走ってきたマックス・フュートレル(ハイテックGP)が避けきれず自身の左フロントタイヤを接触。

 この衝撃でカルドウェルのマシンはエンジン後方を境に、真っ二つに分離してしまった。幸いにも出火はせずカルドウェル自身はすぐに自力でマシンを降り、歩いて離れていく様子が確認されている。

 SCが導入され、規定周回の20周をSCランで消化し、レースはローソンが制した。2位にはオスカー・ピアストリ(プレマ・レーシング)、3位にはローガン・サージェント(プレマ・レーシング)が入った。

 スプリントレース(決勝レース2)は日本時間2日(日)の16:45からスタートする。

■FIA-F3第4戦イギリス 決勝レース1 暫定リザルト

Pos. No. Driver Team Time/Gap

1 5 L.ローソン ハイテックGP 20Laps

2 1 O.ピアストリ プレマ・レーシング 1.060

3 3 L.サージェント プレマ・レーシング 2.698

4 15 J.ヒューズ HWAレースラボ 5.127

5 2 F.ベスティ プレマ・レーシング 9.087

6 29 A.ペローニ カンポス・レーシング 11.298

7 9 S.フェルナンデス ARTグランプリ 13.542

8 26 C.ノバラック カーリン 15.461

9 11 D.ベックマン トライデント 17.847

10 8 A.スモイヤー ARTグランプリ 21.230

11 17 R.フェルシュフォー MPモータースポーツ 24.424

12 7 T.プルシェー ARTグランプリ 30.609

13 10 L.ゼンデリ トライデント 34.001

14 20 C.ウィリアムズ イェンツァー・モータースポーツ 35.534

15 24 I.フラガ チャロウズ・レーシング・システム 36.587

16 6 D.ホーガー ハイテックGP 43.637

17 23 R.スタネ チャロウズ・レーシング・システム 45.157

18 14 E.フィッティパルディ HWAレースラボ 46.350

19 21 F.マルベスティティ イェンツァー・モータースポーツ 47.149

20 27 B.バーニコート カーリン 49.118

21 28 C.ダス カーリン 50.073

22 31 S.フローシュ カンポス・レーシング 51.724

23 30 A.デレッダ カンポス・レーシング 55.015

24 22 M.ナニーニ イェンツァー・モータースポーツ 1’03.739

25 25 D.シューマッハー チャロウズ・レーシング・システム 1Lap

— 12 O.カルドウェル トライデント 5Lap

— 4 M.フュートレル ハイテックGP 5Lap

— 19 L.ドゥナー MPモータースポーツ 5Lap

— 18 B.ビシュカル MPモータースポーツ 9Lap

— 16 J.ドゥーハン HWAレースラボ 9Lap

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