ヤンキース5連勝 初登板の田中は3回途中51球2失点

【レッドソックス2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは田中将大が故障者リストから復帰して今季初登板。打線が2本塁打で早々に5点を奪って田中を援護し、宿敵・レッドソックスを5対2で破って連勝を5に伸ばした。ヤンキース3番手のニック・ネルソンがメジャー初登板で3回無失点の好投を見せ、記念すべきメジャー初勝利をマーク。4番手のデービッド・ヘイルが2イニングを無失点に抑えて今季初セーブを記録し、レッドソックス先発のザック・ゴッドリーは4回途中5失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

ヤンキースは1回裏、2番アーロン・ジャッジが4試合連発となる4号ソロを放ち、1点を先制。2回裏には3連打で無死満塁のチャンスを作り、8番ジオ・ウルシェラがセンターへ2号グランドスラムを叩き込んだ。田中の降板後は、ルイス・アビラン、ネルソン、ヘイルの3人が無失点リレーを展開。主力級ではないリリーバーたちが勝利に大きく貢献した。

田中は50球の球数制限が設けられるなか、初回は2つの三振を奪って無失点に抑える上々の立ち上がり。2回表も無失点に抑えたが、3回表は四球とヒットで二死1・2塁のピンチを招き、ザンダー・ボガーツにタイムリー二塁打を打たれたところでマウンドを降りた。今季初登板は3回途中まで51球を投げ、被安打4、奪三振3、与四球1、失点2(自責点1)という内容。試合後、Twitterで「50球という制限の中で今持てる力は出し切れたと思います。細かい所の修正は必要ですが、試合レベルで投球をして色々と感じられたので次はもっと良くなると信じています!」とコメントした。

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