長野県内で新たに3人「新型コロナ」感染 上田市の60代男性公務員も 県外感染者らと10人で会食

長野県内で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことがわかりました。

NIAID-RML

感染が確認されたのは、上田市の60代男性(公務員)、松本市の40代男性(自営業)、松本市の20代女性(学生)です。いずれも、3日に検査の結果「陽性」が判明し、感染症指定医療機関に入院しましたが、軽症だということです。

県によりますと、上田市の公務員は、7月下旬に県外感染者とすでに感染が確認されている上田市の50代女性を含む10人と県内で会食していたため、検査を受けたということです。症状が出たのは25日で、それ以降も勤務していたということですが、職場内での濃厚接触者は、現時点で1人確認されているということです。そのほか、同居家族3人も濃厚接触者としています。

なお、上田市の50代女性の夫と中学生の息子の感染も確認されています。

また、松本市の40代男性(自営業)は、不特定多数と接する仕事ではないということです。濃厚接触者は、同居家族3人です。

松本市の20代女性(学生)は、症状前後は登校はしていないということです。濃厚接触者は同居家族2人です。

県は、それぞれの濃厚接触者について、検査を実施する予定としています。

県内での感染者はで累計で122人になります。そのうち7月以降に45人が確認されています。県は一部地域について、感染拡大状況を示す県独自の感染警戒レベルを引き上げ「レベル3(域内まん延期)」にする方針です。

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