新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、神奈川県内で10日、新たに10歳未満～90代の男女38人の感染が確認された。うち23人が感染経路不明という。1日当たりの感染者数が40人を下回るのは7月28日（33人）以来、約2週間ぶり。
横浜市では、市内の認可保育所に勤務する20代女性保育士が感染した。同園では別の保育士の陽性も判明していた。90代女性は市内介護施設のデイサービス利用者で、同施設の感染者は4人目。このほか利用者を含む十数人が10日からPCR検査を受けている。
川崎市では、木下の保育園・武蔵中原（中原区）に勤務する20代と40代の女性保育士2人が感染。同園でも別の女性保育士の陽性が確認されていた。幸区ではアスク川崎東口保育園（川崎区）に通う女児の感染が判明し、同園は11日から当面、臨時休園とした。
逗子市では、横須賀市立うわまち病院に勤務する20代女性看護師の陽性が判明。同病院は院内感染が発生したとみられ、今月に入り8人の陽性が確認された。
藤沢市では市内クリニック勤務の30代女性看護師、鎌倉市では訪問リハビリ業に従事する30代男性、大和市では県内保育園に勤める30代女性保育士の陽性が判明。県議会局の20代女性職員（座間市）の感染も明らかになった。
