ハイラックスよりもスポーティで悪顔! トヨタ「タコマ」【日本にない日本車】

トヨタ タコマ TRDオフロード 2020年モデル(北米仕様)

北米で大人気のタコマ

初代タコマは1995年に初登場。当時は日本のハイラックスの北米仕様でした。その後、2004年にフルモデルチェンジして2代目に。現行モデルとなる3代目は2016年より登場しています。

初代は日本とアメリカで生産されていましたが、2代目からはアメリカでのみ生産されるようになりました。現行の3代目も引き続きアメリカで生産されていますが、今後はメキシコの新工場に生産拠点を移行するとされています。

現行モデルのタコマのサイズは全長5392mm×全幅1910mm×全高1792mm。2017年より日本に復活した8代目ハイラックスのサイズが全長5335mm×全幅1855mm×全高1800mmなので、ハイラックスより縦横で若干大きく、高さは若干低い程度です。

メッキパーツで縁取られた巨大なフロントグリルは、1クラス上のフルサイズピックアップ「タンドラ」と共通して攻撃的な印象を与えます。純正装着するタイヤサイズは、前後245/75R16。16インチタイヤをスチールホイール、またはアルミホイールと組み合わせて採用しています。

搭載されるエンジンは、直列4気筒2.7リッターとV型6気筒3.5リッターの2種類です。

アメリカでは一時期ピックアップトラックの人気が落ち込み、BIG3が軒並み経営不振に陥る事態に。今でそシボレー コロラド、フォード レンジャーなどピックアップトラックの人気復活が挙げられますが、それを牽引したのがこの3代目タコマと言っても過言ではありません。

2021年モデルでは、新色を設定

2020年7月に発表された2021年モデルでは、ラインナップのひとつ、オフロードチューニング仕様のTRDプロにて新色の「ルナロック」を新設定。また、新デザインのブラックアルミホイールを装着し、タイヤはニットー テラグラップラーを履きます。

ハイラックスとほぼ変わらないサイズで、また違ったキャラクターのタコマ。人とは被りたくないといった方におススメです!

[筆者:MOTA編集部]

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