【ラ・リーガ】“バルセロナ・クライシス” 解決すべき7つの問題

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに2-8の大敗を喫したバルセロナ。クラブの本格的な過渡期が表面化した今、選手、監督、そしてクラブ上層部は、7つの重大な問題に答えなければならない。

【ラ・リーガ】バルサ、新監督にクーマン氏か バルトメウ会長が就任を望む

セティエンはバルサの監督を続けるのか?
チャンピオンズリーグで優勝していれば、セティエン監督は執行猶予を得ていただろうが、それは単なる夢に終わった。終焉は間近に迫り、近日中に彼の去就が発表される。

バルサの新監督は誰になるか?
理事会が議論するテーブルにはいくつかの新監督候補の名前が挙がっているが、まだ決定は下されていない。マウリシオ・ポチェティーノ氏がいの一番にリストアップされたものの、エスパニョールを指揮していたことでファンが強く拒否。ロナルド・クーマンやBチームのハビエル・ガルシア・ピミエンタ監督も候補に入っており、3人の中から選ばれる可能性が高い。

バルトメウ会長は辞任するのか?
明らかなクラブの危機に直面し、多くのファンが辞任を求めているにも拘らず、バルトメウ会長が自分から剣山に身を投じる事はない。彼もクラブが良くない瞬間を迎えていると認識しているが、自身が去ることが必要だとは感じていない。

早期会長選挙を行うか?
今すぐ辞任は起こらないかも知れないが、バルトメウ会長の任期は2021年に終了する。未解決となる次期会長の選挙を早める可能性もあり、臨時取締役会で議論され決断が下される。

アンタッチャブルだった選手が市場に出回る?
バルサの技術部門はすぐにでも戦力整理に着手したいと考えているだろう。ピケ、ブスケッツ、アルバ、スアレスなどアンタッチャブルだったベテラン選手が放出候補にリストアップ。主力を総入れ替えし、新しい風をチームに送り込む勇気が上層部にあるか。

メッシはクラブに残るか?
クラブ側からの意見では、メッシは残留すると考えている。しかしメッシ自身はチームの成績に不満を示しており、将来について熟考。現在の契約は2021年6月までとなっているが、現時点では何事も起こりえるだろう。

新戦力獲得の補強費はあるか?
コロナウィルスのパンデミックで財政圧迫に陥り、クラブの資金は半分ほどとなってしまった。選手を補強するためにはまず選手を売却しなければならず、そのため今夏に大量放出の可能性も。クラブは資金捻出が急務となっている。

バルサが解決すべき7つの問題

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