18日、長野県で新たに1人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、累計で150人となりました。
感染が確認されたのは、安曇野市の20代男性会社員です。男性は13日、咳、鼻水、17日に嗅覚、味覚障害があらわれ、松本保健所に相談、医療機関を受診し、検査の結果「陽性」が判明しました。現在、感染症指定医療機関に入院していますが、症状は軽いということです。
県によりますと、男性は発症前の2週間は県外の往来はないということです。また、発症日前日の12日まで、会社に出勤していましたが、職種や行動歴などから不特定多数への感染のリスクは低いとしています。発症後は、自宅で過ごしていたということです。
感染経路については、現在、調査中です。
現時点での濃厚接触者は、家族7人と知人4人の合わせて11人で、家族7人はすでに検査を終え「陰性」がわかりました。知人4人についても検査を進めています。
県内では、7月から感染者が増え続け、8月に入り、2つの飲食店でクラスターが発生するなど急増しています。7月、8月だけで73人、これまでの累計は150人となりました。