国道499号など 早期整備を 4協議会が長崎県に要望

奥田土木部長に要望書を手渡す田上会長(右)=県庁

 一般国道499号道路整備促進協議会など道路関係4協議会(いずれも会長は田上富久長崎市長)は18日、県庁を訪れ、市内主要道路の整備促進と早期完成などを求める要望書を奥田秀樹土木部長に提出した。
 4協議会はそれぞれ▽国道499号の栄上工区(1.3キロ)と岳路工区(2.1キロ)の整備促進▽長崎外環状線の新戸町-江川町間(5.2キロ)の早期完成▽国道202号の交通環境改善と福田バイパス(仮称)の事業化▽国道34号の機能強化-などを求めた。
 田上会長は「交通ネットワークの強化は市民生活の向上や観光振興を目指す上で最も重要」と述べ、現状を説明。奥田部長は「長崎は地形の条件が厳しく、代替道路がない地区も多い。防災面からも道路整備は必要不可欠で、しっかり取り組みたい」と応じた。

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