【CL】PSG初優勝か、バイエルン6度目の戴冠か…最高のフィナーレを迎えるのは? 〜決勝プレビュー〜

ヨーロッパ全てのクラブが求めるUEFAチャンピオンズリーグのタイトル。今シーズンはパリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンの2チームだけがそのチャンスを残している。コロナウイルスで中断となるなど、史上稀見る展開となった今シーズンは、果たしてどのようなフィナーレを迎えるのか。

欠場者情報
パリ・サンジェルマン
・CL準々決勝アタランタ戦でケイラー・ナバスが右足筋肉系を負傷。
・イドリッサ・ゲイェが筋肉系、レイヴァン・クルザワが太腿を痛めており、バイエルン戦でピッチに立つかは微妙だ。

バイエルン・ミュンヘン
・ジェローム・ボアテングが打撲を負っているのの、大事には至っておらずハンジ・フリック監督は先発起用する可能性が高い。

マッチプレビュー
パリ・サンジェルマン
PSGとバイエルンは過去8回対戦経験があり、全てCLグループステージで実現している。最後に対戦したのは2017年12月で、通算成績ではPSGが5勝しバイエルンが3勝している。また、PSGにとって前身を含むCLで決勝進出を果たしたのは今回が初めて。41チーム目のファイナリストとなるが、1997年のボルシア・ドルトムント以来6クラブ続けて初出場チームは敗れている。

バイエルン・ミュンヘン
前身を含めて11回目のCLファイナル進出を果たしたバイエルンは、レアル・マドリードに次いで多い数字を記録している(16回)。また決勝戦で勝利を収めれば、CL史上最長となる11連勝達成に。これまでバイエルンが2013年4月から11月に、レアルが2014年4月から2015年2月に10連勝を成し遂げた。ロベルト・レバンドフスキが決勝でネットを揺らせば、GSを含め全ラウンドでゴールを決めた選手に。これまではリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドなど4選手が樹立している。

監督コメント
トーマス・トゥヘル(PSG)
「完全に疲れ切っている状態から完全に幸せな状態へ。旅は終わってないからまだ集中しているよ。落ち着いて、他の試合と同じように準備すること。特別なことをする必要はない。CL決勝自体が特別なものだからね」。

ハンジ・フリック(バイエルン・ミュンヘン)
「私たちは最高のパフォーマンスを発揮し、最高のサッカーをしようと思う。それができて初めて、チームのレベルが100%になる。私たちは明確なゲームプランを持っているから、それを実行できると願っているよ」。

ロード・トゥー・ファイナル

PSG

CL グループステージ 第1戦:レアル・マドリード(3-0○)
CL グループステージ 第2戦:ガラタサライ(1-0○)
CL グループステージ 第3戦:クラブ・ブルージュ(5-0○)
CL グループステージ 第4戦:クラブ・ブルージュ(1-0○)
CL グループステージ 第5戦:レアル・マドリード(2-2△)
CL グループステージ 第6戦:ガラタサライ(5-0○)
CL ラウンド16 1stレグ:ボルシア・ドルトムント(2-1○)
CL ラウンド16 2ndレグ:ボルシア・ドルトムント(2-0○)
CL 準々決勝:アタランタ(2-1○)
CL 準決勝:RBライプツィヒ(3-0○)

バイエルン・ミュンヘン

CL グループステージ 第1戦:レッドスター(3-0○)
CL グループステージ 第2戦:トッテナム・ホットスパー(7-2○)
CL グループステージ 第3戦:オリンピアコス(3-2○)
CL グループステージ 第4戦:オリンピアコス(2-0○)
CL グループステージ 第5戦:レッドスター(6-0○)
CL グループステージ 第6戦:トッテナム・ホットスパー(3-1○)
CL ラウンド16 1stレグ:チェルシー(3-0○)
CL ラウンド16 2ndレグ:チェルシー(4-1○)
CL 準々決勝:バルセロナ(8-2○)
CL 準決勝:リヨン(3-0○)

フランスとドイツの王者が決勝が激突

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