レイズ・フレミングが初勝利 筒香4タコで打率.167

【ブルージェイズ4-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

投手陣に故障者が続出しているレイズは「代役」たちが自分の役割を果たし、チームを勝利へ導いた。メジャー初登板初先発のジョシュ・フレミングは5回2失点の力投でメジャー初勝利。打者5人をパーフェクトに抑えた5番手のジョン・カーティスにはメジャー初セーブが記録された。

フレミングは2回表にテオスカー・ヘルナンデスの10号ソロで先制を許し、4回表には一死一・三塁からトラビス・ショウのタイムリーで2点目を失ったが、大きなピンチはこの回だけ。次打者に四球を与えて一死一・二塁としたものの、このピンチを切り抜けると、72球で5回を投げ抜いた。

ケビン・キャッシュ監督は「彼は素晴らしかったよ。ピンチでも落ち着いていた」とフレミングの好投を称賛。打線は5回裏に3点を奪って逆転し、フレミングの力投に応えた。

3点リードの8回表にルルデス・グリエルJr.の3号2ランで1点差に詰め寄られたが、カーティスが見事な5アウト・セーブを記録。今季レイズでセーブを挙げた投手は8人目となり、層の厚さが光っている。

レイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場したが、1回裏二死二・三塁の先制機でセカンドゴロに倒れると、その後もレフトフライ、レフトライナー、レフトライナーに終わり、4打数ノーヒット。4試合連続無安打で今季の打率は.167、OPSは.584となった。

© MLB Advanced Media, LP.