2012-13シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたバイエルン・ミュンヘン。
シーズン中に指揮官交代に踏み切ったチームとは思えないほど圧倒的な強さを見せつけた。
ここでは、バイエルンが誇るマッスルキングたちの体を見てみる。
ロベルト・レヴァンドフスキ(184cm80kg)
ポーランドが誇る世界最強のスーパーストライカー。
バレーボール選手だった母からはバレーボールを、柔道家でかつてはフットボーラーでもあった亡父クシシュトフさんからは柔道とボクシング、そしてフットボールの薫陶を受けた。
空手家である夫人のアナさんは栄養学のプロ。そういったことから、本人も食や睡眠を極めるなど、ストイックにサッカーを突き詰めている。
ゲームではなく読書を好む知的派であり、ワルシャワ体育大学を修了した大卒選手でもある(卒論は自らのサッカーの経歴をまとめたもの)。
アルフォンソ・デイヴィス(181cm72kg)
バイエルンに現れたNEWモンスター。
リベリア人の両親のもとにガーナの難民キャンプで生まれ、カナダで育った。
工藤壮人の同僚だったMLS時代はアタッカーだったが、バイエルンでは左サイドバックにコンバートされて大ブレイク。
超人的なスピードでバルセロナを切り裂いたプレーには、リヴァプールDFアンディ・ロバートソンも舌を巻いていた。
レオン・ゴレツカ(189cm76kg)
「バラックの再来」として期待されてきた大型MF。
上背があり攻守に働けるタイプでキープ力やパスセンスに加え、試合を決める得点力まで手に入れた。
新型コロナウイルスの影響による中断期間中にすさまじい筋肉をつけ、公式も「超人ハルク」と比較したほど。本人も中断中にフィットネスを鍛えたと明かしている。
来季の公式データで体重が何キロ増量されるのか楽しみだ。
ダヴィド・アラバ(180cm78kg)
フィジカルとテクニック、インテリジェンスも兼ね備えたバイエルンが誇るスーパーユーティリティのひとり。
ナイジェリア人の父(ラッパー)とフィリピン人の母(看護)のもとウィーンで生まれ、17歳でオーストリア代表にデビューした大器だ。
もともとは中盤の左やセンターで起用されていたが、左サイドバック、そして、センターバックへとポジションを移動させてきた。
ちなみに、本人の名前発音は、「ダヴィド」ではなく英語読みの「デイヴィッド」。
バンジャマン・パヴァール(186cm76kg)
5人目は巨漢のニクラス・ジューレを考えていたのだが、いい写真がなかったので断念。
細マッチョ系のイケメンDFバンジャマン・パヴァールに登場してもらった。脚はモデルのように細いが、上半身はムキムキ。脱いだ時のギャップがすごい。
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現在はサイドバックとセンターバックをこなしているが、もともとはボランチだった選手である。