【新型コロナ】県所管域で10~70代の男女17人感染 経路不明11人

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は29日、県所管域で新たに10~70代の男女17人の感染が判明したと発表した。うち感染経路不明は11人だった。

 クラスター(感染者集団)が起きた湘南厚木病院(厚木市)に入院していた愛川町居住の70代女性が退院後に感染が確認された。湘南厚木病院の感染者数は患者21人、職員13人の計34人となった。この女性が入院した厚木市立病院(同)で、同市居住の70代男性の感染も判明。女性と同室だったといい、濃厚接触者とされた。

 このほか、海老名市居住で同市職員の60代男性と、同居する介護職の50代女性、平塚市居住の10代の男子学生らの感染が確認された。

 居住地別の内訳は海老名市が5人、平塚、厚木、座間の3市が各2人、秦野、逗子、川崎、綾瀬の4市と中井、愛川の2町が各1人。年齢別は20.40代が4人、60代が3人、10.40代が2人、30.50代が1人。

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