9月に入っても真夏 北海道から奄美に高温に関する情報

 きょう31日(月)は東海から九州北部にかけて厳しい暑さとなり、全国118地点で35℃以上の猛暑日となった(午後2時半まで)。最高気温は兵庫県神崎郡福崎町で38.2℃、兵庫県姫路市で38.0℃、兵庫県洲本市で37.9℃、熊本県菊池市と名古屋市で37.8℃など(午後2時半まで)。あす9月1日(火)も東海から九州北部にかけて気温が高く、35℃以上の猛暑日となる所がある見込み。

 北海道など北日本は30日(日)から気温が下がり、31日は平年を下回っている所が多い。また、1日は関東でも海から北東の湿った風が流れ込み、いったん平年並みの気温に落ち着く予想だ。ただし、その後は全国的に南から暖かい空気が流れ込みやすく、北日本でも2日(水)以降は気温が高くなり、6日(日)頃からの5日間ほどは、北海道から奄美にかけて気温が平年よりかなり高くなる見通し。

31日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、高温による農作物や家畜への影響に注意するよう呼びかけている。熱中症の危険が高い状態が続くため、屋内でもエアコンを適切に利用するなど健康管理に注意が必要だ。また、人とのじゅうぶんな距離がとれる場合は、熱がこもりやすいマスクを外すなど、少しでも暑さを和らげる工夫が必要となる。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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