長崎県内では31日、島原で35.7度を観測するなど3地点で35度以上の猛暑日となった。県消防保安室によると、午後4時までに熱中症とみられる症状で14人が救急搬送された。
長崎地方気象台によると、猛暑日となったのは島原のほか、南島原市口之津35.4度、大村35.3度。大村は今年最高気温だった。
同保安室などによると、救急搬送された14人のうち中等症は6人、軽症が8人。地域別では長崎市消防局管内が8人だった。このうち1人は軽症の6歳男児。自宅で頭痛を訴えて嘔吐(おうと)した。自宅ではエアコンを使用していたという。