美しい県産の花 長崎駅と県庁で4日まで展示

約600本の花で飾られたフラワーアレンジメント=県庁

 長崎県産の花をPRしようと、県花き振興協議会(寺尾祐輔会長)は8月31日、JR長崎駅と県庁1階エントランスホールでフラワーアレンジメントの展示を始めた。4日まで。
 新型コロナウイルスの影響で花の需要が低迷。花の美しさに触れてもらい、県産種のPRと需要回復につなげようと企画した。
 長崎駅には、白いコチョウランの足元にピンクや紫色のニチニチソウなどを添えた2鉢を展示。県庁では、10種計約600本を使った高さ約3メートルのアレンジメントが来庁者を迎えている。
 寺尾会長は「花は見て楽しむ心のビタミン。コロナで不安な毎日が続くが、彩りに触れて少しでも気持ちを和らげてほしい」と話した。同協議会は今後、各市町の庁舎や学校などにも花を飾る予定。

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