ブルージェイズ・山口 マーテイの決勝弾で今季3敗目

【ブルージェイズ2-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズは前日のトレードで獲得したばかりのスターリング・マーテイが「2番・センター」で先発出場。2対2の同点で迎えた8回裏にブルージェイズ3番手の山口俊から移籍後初アーチとなる3号勝ち越しソロを放ち、チームを勝利に導いた。

マーリンズはトレード期限を迎えた日本時間9月1日に2件のトレードを成立させ、ダイヤモンドバックスからマーテイを獲得。ゴールドグラブ賞2度の実績を誇り、2016年にオールスター・ゲーム選出の経験もあるスター外野手がいきなりその真価を発揮した。

序盤から試合を優位に進めたのはブルージェイズで、前日ダイヤモンドバックスから獲得したばかりのロビー・レイが2番手として3回裏から登板し、ジョン・バーティに2号同点ソロを浴びたものの、3回1/3を自責点1(失点2)に抑える好投。打線は4回表に一死満塁のチャンスを迎え、デレク・フィッシャーの犠飛で勝ち越しに成功した。

マーリンズからブルージェイズへトレードされたばかりのジョナサン・ビヤーは「3番・ショート」で先発出場し、6回裏にエラーでマーテイに出塁を許すと、レイが次打者ギャレット・クーパーにタイムリー二塁打を浴びて同点。一死後、山口が3番手としてマウンドに上がった。

山口は打者2人を抑えて6回裏を終え、7回裏も二死からバーティに二塁打を許したものの無失点。しかし、8回裏先頭のマーテイに痛恨の一発を浴び、2回2/3を投げて被安打3、奪三振3、無四球、失点1で今季3敗目(1勝・防御率4.11)を喫した。マーリンズ4番手のジェームス・ホイトが今季初勝利(0敗)。5番手のブランドン・キンツラーは今季8セーブ目をマークした。

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