ドジャース・ルイーズ初打席本塁打 大谷は4打数1安打

【ドジャース8-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ドジャースは打線が4本の本塁打を放ち、エンゼルスに8対3で勝利。「フリーウェイ・シリーズ」3連戦をスイープして連勝を5に伸ばし、貯金を今季最多の9とした。ドジャースの新人ケイベルト・ルイーズは「9番・捕手」でメジャー初出場。3回表の第1打席で1号同点ソロを放ち、球団史上7人目となるメジャー初打席本塁打を達成した。

22歳のルイーズは故障者リスト入りしたウィル・スミスの穴埋め役としてメジャー昇格。前日の試合では出場機会がなかったが、この日は9番打者としてメジャーデビューを果たし、「夢が叶ったよ」と喜びを口にした。マイナー5シーズンで放った本塁打は29本に過ぎないが、記念すべきメジャー初打席でメジャー初アーチ。ドジャースでは1994年のギャリー・イングラム以来26年ぶり7人目の快挙となった。

3回表にルイーズの一発で同点に追い付いたドジャースは、マックス・マンシーにも5号2ランが飛び出して勝ち越しに成功。4回表にムーキー・ベッツのタイムリーとコリー・シーガーの5号3ランでさらにリードを広げ、6回表にはマット・ビーティも2号ソロを放った。

先発のダスティン・メイは打線の援護がありながらも5回を投げ切れなかった(5回途中7安打2失点)が、リリーフ陣がエンゼルスの反撃を1点にとどめて8対3で勝利。3番手のスコット・アレクサンダーが今季初勝利(0敗)をマークし、エンゼルス先発のフリオ・テーランに今季2敗目(0勝)が記録された。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場。2回裏の第1打席でライトへのヒットを放ったが、その後の3打席はサードゴロ、セカンドゴロ、サードゴロに終わり、4打数1安打で今季の打率は.203、OPSは.725となった。

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