菊池が6回2安打1失点の好投で2勝目 平野は9回に登板も2失点

【レンジャーズ3-6マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは先発の菊池雄星が6回89球を投げて被安打2、奪三振7、無四球という安定したピッチングを披露。失点は5回表にホゼ・トレビーノに浴びた2号ソロによる1点のみで、今季2勝目(2敗・防御率5.23)をマークした。平野佳寿は5点リードの9回表に4番手としてマウンドに上がり、3安打を浴びて2失点。今季5度目の登板で初失点を喫し、防御率は3.60となった。

2回裏に新戦力タイ・フランスのタイムリーで先制したマリナーズは、4回裏に一死満塁のチャンスを迎え、新人エバン・ホワイトのタイムリー二塁打で2点を追加。菊池は5回表にトレビーノの一発で1点を失ったものの、6回までレンジャーズ打線をわずか2安打に抑える好投を見せた。

追加点がほしいマリナーズは、6回裏二死一・二塁、7回裏二死一・二塁のチャンスでいずれも無得点に終わったものの、8回裏二死一・二塁の場面でJ・P・クロフォードがライトへの2号3ラン。三度目の正直で追加点を奪い、リードを5点に広げた。

最終回は今季ここまで無失点の平野が登場。ところが、一死から四球と連打で満塁のピンチを招き、ニック・ソラックの犠飛とジョーイ・ギャロのタイムリーで2失点。最後は二死一・二塁からトレビーノをショートゴロに打ち取り、苦しみながらも試合を締めくくった。

レンジャーズはメジャー4度目の登板で初先発となった新人カイル・コディが3回1安打1失点(自責点0)と上々のピッチングを見せたものの、打線の援護がなく、メジャー初黒星(0勝)。9回表に平野から2点を奪ったが、反撃が遅すぎた。

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