ローカル列車の旅満喫 修学旅行で島鉄乗車 長崎・西町小6年生

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列車に乗り込む児童ら=雲仙市、多比良駅

 修学旅行で島原半島を訪れた長崎市立西町小(永田忠生校長)の6年生52人が10日、島原鉄道(島原市)の臨時列車を使った「島原鉄道体験プログラム」に参加。車窓の向こうに広がる雲仙の山々や有明海の美しい景色を眺めながら、ローカル列車の旅を満喫した。
 新型コロナウイルスの影響で、県内の学校の修学旅行先は県外から県内に変更される傾向にある。こうした中、普段利用する機会が少ないローカル線に乗って島原半島の魅力を感じてもらおうと、学校側の意向を受けた地場旅行会社が8月、島鉄に提案し実現した。
 島鉄によると、少なくともこの10年は修学旅行での実績はなく、同社にとっても今後の利用につなげたい考えだ。企画には、現時点で同校を皮切りに、12月までの4カ月間に長崎市立小計9校が参加予定。参加校は今後も増加する見込み。
 臨時列車に乗って多比良駅(雲仙市国見町)を出発し、島原駅(島原市片町)まで片道約17分の旅。一時停車した大三東駅(同市有明町)では「日本で一番海に近い駅。幸せ祈願の願い事が書かれた黄色いハンカチが、ホーム上でなびいている」などの説明があった。
 島原駅では、改札口で切符に切り込みを入れる道具の紹介などもあった。北岡はるかさん(12)は「初めて島鉄に乗った。海の風景がきれいで、みんなと一緒に修学旅行に来られてよかった」と話した。