ベトナムメディア、県立大を取材 留学生増加へPR

ベトナムメディアの取材を受ける県立大のハイさん(左)=佐世保市、県立大佐世保校

 長崎県立大の佐世保校(佐世保市川下町)とシーボルト校(西彼長与町)に10、11の両日、ベトナムメディア3社が訪れ、学科の特色や留学生の入試制度について取材した。
 外国人留学生を増やそうと、県立大は昨年、ベトナム・ダナン市で初めて渡日前入試を実施。こうした取り組みを現地メディアに報道してもらうことで認知度向上を図ろうと、共同通信デジタルの協力を得て取材ツアーを企画した。
 ベトナム通信社、ベトナム国営テレビ局、ベトナムの声放送局が参加。各学科の教授や留学生に、授業内容や学生生活、入試、授業料減免の制度について熱心に質問した。
 インタビューを受けたベトナム人留学生のレー・チュン・ハイさん(24)=経営学科4年=は「県立大でどんな勉強をしてきたのか話した。いろんな経験をして成長できるということが、ベトナムの若い人に伝わればいい」と話した。
 各社は9月末から10月にかけ、テレビや電子新聞、雑誌などで報道する予定。

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